エアプがしゃしゃるな
物語を描くにあたって作者の経験という物は重要である。
弓の構えが違っていたり、銃の握り方が違っても少年は騙せるが専門の人間の目には酷く汚れた物に見えてしまう。
経験してるからこそ書ける専用の知識などがありネットの画像だけでは上手く誤魔化せない事もあるので天才であれば不要だが凡才には必要不可欠なのだ。
実際に感じてこそ視野が広がることもあり、読者に伝えたい内容が増える。
エロゲや同人誌でたまにあるエロシチュの1つに
アナルに挿入するというのがある。
果たしてこれは本当に作者の経験なのだろうか?
筆者は2chのまとめ記事を愛読しており「生きてて役に立つ日が来るのか」と思える本当に無駄なしょうもない知識だけはいくつかあるのだ。
その中の一つに「彼氏とSEXしてきた」という中身の記事がありそれを開く
確かに彼氏で間違いないのだがホモであり所謂釣りスレであることが即落ち2コマで判明する。
しかしこれはこれである意味面白いので開いた物をそのまま読み続けると行為中の囁きなどが無駄すぎる達筆で文豪と思えるほどの情報が頭に入り判った事が
アナルセックスをするのに「力を抜く」というのは誤りである。
冷静に考えれば分かる事なのだが
お腹が痛くてトイレに行くという流れの時に
「トイレに行くまで腹に力を抜いて」「トイレに着いたら腹の力を入れる」のが当たり前なのだ。
これはアナルにも当てはまる内容でありアナルを広げるのであれば
「力を入れる」のが正解である。
エロゲの中ではかなりの数で間違われている知識であり
ライターは健全な恋愛のみを経験していると同時に歪んだ愛を描くのが下手くそなのだとバレてしまう。
これは非常に勿体ない。
念の為に触れておくが筆者はホモではない。
ここから本筋へと話が繋がるのだが
エアプがしゃしゃるな と言いたい
それが顕著に現れた作品が蒼かなであり最も嫌悪している作品である。
とにかく主人公が気に食わないのだ。
未練タラタラ過ぎる、お前はポケ勢か
これはゲーム開始1分以内の過去描写の一部である
要約すると
昔は空を飛ぶのが好きだった、才能もあったし子供だったけどめっちゃ期待されてた。しかしある日を境に空を飛ぶことが嫌になってしまった。
大体こんな感じのあらすじであり画像は最後の締めに現れる1枚である。
で、1分後がこれ
遅刻しそうだから空飛んで学校行きまーすwじゃねんだわ…
撤退詐欺ポケ勢並のあまりにも半端すぎる覚悟であり最後まで続けて戦っている者をおちょくっているとしか思えない。
スポーツでも同じであり「こんな部活辞めてやるよ!!」と叫んだ次の日に部活の更衣室で着替えてたらどう思いますか???舐めてんのかカス
しかし、これだけで駄作と見なすのはまだ早い。
何故なら本編上では1分後だとしても物語の全体からしてみれば数年経っている設定だからである。
なので克服して今では空が大好き!と思いきやそんな事はない。
こいつまだ空が嫌いとか言ってる癖に通学のほとんど空飛んでるし、挙句の果てには空を飛ぶスポーツのコーチになり具体的な見本の1つも見せずにしゃしゃるだけなのだ。
社会人となり人に物を教える時に当たり前の知識だが「目の前で実演する」というのは本当に大切である。
答えだけを見るのと、式と答えを見るのでは知識の深さが明確に違う。
答えも大事だが「何故そうなり答えが現れたのか」という物を理解しなければ再現は困難なことなのだ。
そんな当たり前のことをこいつはできない。空怖いから…じゃねんだわお前通学中に空飛んでるあれなんやねん潰すぞ。
責任をとれないなら最初から引き受けるな 社会人ならまだしも学生のお前に重大な責任なんか存在しない、できない事は断れ、お前の感情だけで周りを巻き込むな。
こいつ幼少の頃は天才とかいう設定の癖に「なに!?」「そんな!?」「あの技は!?」しか言ってないしコーチとしても本当に弱い。
軽いネタバレだけど明日香の才能だけで何もかも誤魔化している。ガチの無能。
6世代の頃は強かったけど今はポケモンやってない奴がイキリツイートしたり、コメ欄でしゃしゃるのと同レベルの存在である。
存在こそが罪なレベルの不快モンスターなのだ。
明日香の才能だけで勝ち上がるが話の都合上、負ける試合もある。
なんならここが一番酷い。
これだけの為に今必死にカタカタしてます。あほばーか。
空を飛ぶスポーツであり設定もオリジナルなので細かい設定は省くが
四角の形に配置された4本の柱を目指して速く飛翔する事で得点を稼いだり、相手の背後をタッチし吹き飛ばすことで得点を稼ぐみたいな空中格闘技みたいな感じ
対戦相手はこのルールを活かし、独特な戦略を見せ明日香が相手の時は柱の上空で待機し、その圧倒的な高低差を利用しながら背中を奪うのだ。
なるほど。と感じた。
相手とスピードが互角だとしても相手の上を常に意識すれば自分は背中を合わせられないし、常に相手の背中を奪う位置を保つことが出来る。
勿論それを操る練度やテクニックは並大抵の物ではないが「試合の流れを一方的に掌握」するのだ。
こういった戦術はランクマにも当てはまりバトンや壁展開などの特殊戦術にも同様の事が言える。
「自分の予想してる展開通りに相手を操り1から最後まで試合の主導権を握る」
これができてこその特殊戦術であり1つでもプランが崩壊すれば何もできずに敗北するので完全な勝利と敗北の2つで綺麗に分かれるのだ。
なのでアドリブは存在しない。決められたレールを相手に走らせるだけだ。
面白い。
本当にそれは実現できるのか?それができるなら誰かが既にやっているのでは?もし仮に成功したら自分はどう返すのか?同じことを実現している相手もいるのでは?
と様々な疑問を自分に問いかけながら試してみるのだ。
そうやって新たな戦術、戦法というのは誕生する。
こういった開拓はそれを動かしている瞬間よりも感動が大きい。
でもこいつはこれ
主人公、お前船降りろ
ほんまお前…ほんまさぁ……
負けそうになったら対戦相手の戦術批判!
あのさぁ…
当たり前だがルール違反などは全くしていない。
凄い技術を見る機会を得たのにそこから学ぶ意思がない。
負けから勝ちに繋ぐことができない”浅い”男なのだ。
いやぁ…マジですごいよお前
まじぱねぇっすよw
筆者はこのゲームが売れている理由が本当に分からない。
ライターはわざとふざけた主人公を描いているのか、それともこいつと同レベルの存在なのか。
努力し、敗北を勝利の糧にする経験がないのだろうか。
何度も繰り返し考えてしまう。
そんな事をいつも考えながらこのゲームがセールになる度に見てます。